代替馬 スピカシチー(カメルーンU) 第10戦


友駿愛馬第38号はマリアンヌシチーの代替馬。

マリアンヌシチーの代替はスピカシチー(カメルーンU)とアリエルシチー(フランスU)に振り分けられたが、父アドマイヤムーンに対する思い入れと早期にデビュー出来そうだったことからアリエルの打診を断りスピカシチーに交換して貰った。

思惑通り2歳7月の早期デビュー。小柄だし結果は諦めていたが、見どころのある末脚で芝でもダートでも6、7着は確保。

そして交流戦で、脚色劣勢ながらハナ差で凌ぎ切り優勝。


前走は無理に出走させようとして追い切り故障発生。そのことにより、4か月も出走が伸びた。

相変わらず厩舎のやっていることは不満だが、レースは12着ながら勝ち馬との差はコンマ9秒。しかも大きく出遅れと、500万クラスでも大差で負ける状況ではなく、いずれ出走奨励金を貰うことがこの馬の夢。


前走後、9月21日に宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されましたが10月17日に栗東トレセンに帰厩。


10月27日 新潟3R 500万下 ダート1800m 牝馬限定戦に出走!!

着/12番人気。

500万クラスで出走奨励金。嬉しすぎる。

そりゃ、スピカシチー史上最高のデキで、負担斤量3キロ減の騎手を乗せて、走破時計も未勝利戦でも勝てないほどの凡時計だが、スピカシチーは泥臭くても出走奨励金を稼ぐのが仕事。見事に果たしてくれて嬉しい。


レース回顧と時計の分析、レース後の村山明調教師のコメントを掲載。

(2012年10月30日完結)

2012年10月17日立ち上げ

●前走後、9月21日に宇治田原優駿ステーブルに放牧に出ましたがまもなく帰厩予定

 我らが愛馬スピカシチーは前走後、優先権がなく疲れも出ているということで、9月21日に宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されました。

 前走後、芝では力不足でダートがいいとおっしゃっていた村山明調教師ですので、次走は10月27日 新潟3R 500万下 ダート1800m 牝馬限定戦を予定ということです。


 クラブ公式HPによりますと、今週検疫の都合でトレセンに帰厩する予定だそうですが10日ルールがありますから、本日(17日)までにはトレセンに戻っていることでしょう。またわかり次第報告させていただきます。

これ以降は2012年10月20日に作成

●10月17日に栗東トレセンに帰厩しました

 我らが愛馬スピカシチーは10月17日に栗東トレセンに帰厩しました。これで10月27日以降に出走できますね。

これ以降は2012年10月24日に作成

●追い切り情報(10月24日更新)

前走前 9月13日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 57.5
3F 40.3
2F 26.9
1F 13.9



10月21日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
5F 72.5
4F 56.8
3F 41.4
1F 13.1[8]


10月24日 栗東CW 重馬場 追って一杯

助手
5F 66.6
4F 52.1
3F 39.0
1F 13.0[6]
アプフェルヴァイン(古馬500万下)一杯の内0.3秒遅れ
 10月21日、帰厩後最初の追い切り時計を計時しました。来週出走ということで、水曜日に強く追い切ってというパターンでしょうね。次の追い切りを見ないとなんとか評価はできませんね。

 10月24日、ほう、スピカシチーにしてはなかなかの動きを見せてくれました。併せた同格の馬には遅れましたが、全体の時計も良く、相手は体重の軽い難波剛健騎手が乗っていましたから、気にならないですね。
 これはかなりやれるのではないでしょうか。思わず出走奨励金を本気で期待しちゃいます。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。一杯に追えたことも評価しますし、スピカシチーの中では過去最高の動きではないでしょうか。

●気になる出馬想定表(10月27日 新潟3R)

出馬想定表 10月27日 新潟3R 500万下 ダート1800m 牝馬限定戦 
フルゲート15頭 想定数16頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
エーシンメンフィス 中井裕二 10/08 500万 京都ダ1800 11
オータムカラー 10/07 500万 東京ダ1600 12 11
クリアザウェイ 柴山雄一  7/07 500万 函館ダ1700 11 16
ゴッドフローラ 古川吉洋 10/13 500万 新潟ダ1800 10 15
サマーティアラ 勝浦正樹  4/22 1000万 東京ダ2100 16 14 15 14
ショウナンガーデン 丸田恭介 10/13 500万 新潟ダ1800
スカルラット 平野優 10/13 500万 新潟ダ2500 10 11 10
スターライラック 吉田隼人  7/28 500万 札幌ダ1700
スピカシチー  9/17 500万 阪神芝1800 12 16 11 A−
ダーリブ 10/14 500万 新潟ダ1800 10
ディアアプローズ 川島信二 10/13 500万 新潟ダ1800 15
ドラゴンソニック 黛弘人 10/13 500万 新潟ダ1800 10
ニシノキュアノス 大野拓弥 10/13 500万 新潟ダ1800 12 13
ノーブルガイア 中舘英二  7/22 未勝利 新潟ダ1800
プロスペリタ 10/14 500万 新潟ダ1200 12 10
ラインキャメロン 村田一誠  8/11 500万 札幌ダ1700 11

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート15頭のところに現在16頭出馬想定されています。スピカシチーは出走間隔がかなり空いており、投票すれば、このレースに首相することは可能でしょう。そんな状態なら、良い騎手を確保できそうですが、さてだれを乗せてくれるのでしょうか。

これ以降は2012年10月25日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 10月27日 新潟3R 500万下 ダート1800m 牝馬限定戦 出走数14頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
エーシンメンフィス 中井裕二 10/08 500万 京都ダ1800 11
オータムカラー 西村太一 10/07 500万 東京ダ1600 12 11
クリアザウェイ 柴山雄一  7/07 500万 函館ダ1700 11 16
ゴッドフローラ 古川吉洋 10/13 500万 新潟ダ1800 10 15
サマーティアラ 勝浦正樹  4/22 1000万 東京ダ2100 16 14 15 14
ショウナンガーデン 丸田恭介 10/13 500万 新潟ダ1800
スカルラット 平野優 10/13 500万 新潟ダ2500 10 11 10
スターライラック 吉田隼人  7/28 500万 札幌ダ1700
スピカシチー 菱田裕二  9/17 500万 阪神芝1800 12 16 11 A−
ディアアプローズ 川島信二 10/13 500万 新潟ダ1800 15
ドラゴンソニック 黛弘人 10/13 500万 新潟ダ1800 10
ニシノキュアノス 大野拓弥 10/13 500万 新潟ダ1800 12 13
ノーブルガイア 中舘英二  7/22 未勝利 新潟ダ1800
ラインキャメロン 村田一誠  8/11 500万 札幌ダ1700 11

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

前走4着のダーリブ他1頭が消えました。

●新潟ダート1800mコース解説

スタート地点はスタンド前直線の4コーナー寄り。最初の1コーナーまでの距離は389m。
 最初の直線は、同じ左回りの中京よりも長く、前半の入りは必ず速くなるわけではない。メンバーによって変わる。
 コース全体が縦長なので、1〜2コーナーのカーブがきつく、ここでは馬群がタテ長になりやすい。
 したがって、1コーナーに入るまでのポジションはやはり重要で、先行できる馬の方が有利
 後方で待機する馬は、自然と前の馬と離されるので厳しくなる
 コーナー角度のキツさは3〜4コーナーも同じだが、1200mほどガンガンは残らないし、単調でもない。
 上のクラスになるとゴール前の接戦が多く、むしろ面白い。複数の先行馬の叩き合いに、外からの差し馬が届くかどうかという展開になりやすい
 枠順は多頭数の大外になると距離損が響くので少し不利
 それ以外は脚質、メンバーによって判断。

有利な枠順 多頭数の大外は不利
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 先行力、ゴール前の凌ぎ合い
種牡馬ベスト アフリート、ブライアンズタイム、ティンバーカントリー
連対騎手ベスト 柴田善臣、後藤浩輝、田中勝春、蛯名正義、北村宏司
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 1分56秒1 1分55秒5 1分55秒1 1分54秒7
3歳500万 1分52秒8 1分55秒2 1分52秒4
古馬500万 1分54秒2 1分53秒7 1分53秒1 1分52秒3
古馬1000万 1分52秒8 1分52秒4 1分51秒6
古馬1600万 1分52秒3
古馬オープン 1分51秒6 1分51秒0

●騎手は菱田裕二騎手 ほっさん評価「E」

 今回のスピカシチーの鞍上は菱田裕二騎手です。今週は愛馬ハルシュタットと共に2頭をこの菱田裕二騎手に託すことになります。菱田裕二騎手と言えば今年デビューの新人騎手ですが、我がほっさん愛馬ではクレセントシチーに4度、トレゾアシチーに1度とすでに5回も騎乗していただいてるお馴染みの顔です。更にここに来て2度の騎乗ですから、本当にもう凄いヒット率です。

 クレセントシチーは追い込み馬でしたから、追う力の弱い新人の菱田裕二騎手には手に余るところがあり、9番人気2着と素晴らしい結果の時もありましたが、全体的には、後方待機をしているにもかかわらず、脚を伸ばせないなど、歯がゆいレースも多かったです。

 そこに行くと、今週出走のもう1頭の愛馬ハルシュタットは先行力のある馬ですし、前につけて減量3キロを生かしなんとか粘り込むという減量騎手の長所を最大限に生かしたレースができますが、このスピカシチーはあまり前につけることができず、どちらかというと後ろからついていく馬です。ましてや出遅れ癖があります。

 追う力の弱い新人騎手で大丈夫かなぁと思いますが、馬格のないスピカシチーに斤量の軽い騎手というのは馬に負担になりませんし、何よりもスピカシチーの状態が過去最高級の動きですから、いい走りを期待しています。


 2012年10月25日現在、JRA通算15勝。勝率5.2パーセント、連対率10.5パーセントとここ1か月での活躍が目立ちます。ようやく軌道に乗ってきた感じがします。15勝をしている減量3キロの騎手というのは美味しいのではないでしょうか。


 菱田 裕二(ひしだ ゆうじ)は1992年9月26日生まれの20歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している1年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。岡田稲男厩舎所属。

 2012年に栗東の岡田稲男厩舎所属騎手としてデビュー。同期には中井裕二、長岡禎仁、原田和真、山崎亮誠がいる。

 初騎乗は3月3日、1回中京1日1Rでバトルマグマに騎乗して4着。4月14日、2回阪神7日1R トーブプリンセスにて初優勝。これは10番人気だった。


 2012年デビューの新人騎手5人の2012年10月25日までの騎乗成績は以下のとおりです。

菱田裕二 15勝
中井裕二 14勝
山崎亮誠  3勝
原田和真  1勝
長岡禎仁  0勝

 ということで、同期の中では勝ち頭です。新人賞目指して頑張って欲しいですね。


 ほっさん愛馬での成績 (5戦0勝)

 2012年 3月11日 クレセントシチー 500万下 中京ダ1900m 11着/11番人気
 2012年 5月 6日 クレセントシチー 500万下 京都芝2000m 2着/9番人気
 2012年 5月27日 クレセントシチー 500万下 京都芝2200m 11着/1番人気

 2012年 6月 2日 トレゾアシチー  3歳未勝利 阪神ダ1400m 13着/12番人気
 2012年10月 6日 クレセントシチー 500万下 京都芝2000m 12着/8番人気


2012年 5月27日 愛馬クレセントシチーに跨る菱田裕二騎手。(10着/1番人気)

これ以降は2012年10月26日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ディアアプローズは降級の復帰戦で地力を示したし、使われて粘りも増してくるはず。久々も素質馬のスターライラック、前走は鼻出血を発症していたエーシンメンフィス、新潟得意なクリアザウェイはいきなりから注目。」


短評は「上位拮抗」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
ニシノキュアノス △△ △△ △△
ラインキャメロン
サマーティアラ △△
ディアアプローズ
クリアザウェイ
スピカシチー
オータムカラー
ドラゴンソニック
エーシンメンフィス
ショウナンガーデン
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ディアアプローズ 3.4
スターライラック 4.3
エーシンメンフィス 5.2
ニシノキュアノス 6.8
クリアザウェイ 7.5
ショウナンガーデン 8.3
中 略
ラインキャメロン 31.7
スピカシチー 40.3
スカルラット 40.3



スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
スピカシチー 65 59 62 65
ディアアプローズ 83 58 41 71
スターライラック 79 74 74 79
エーシンメンフィス 82 82 77 43
ニシノキュアノス 78 70 60 71


厩舎回り特選

4番 ディアアプローズ


「外枠だったので、行き切るのに脚を使ったけど、あの形なら本当に渋太いね。ここも行く一手だけど、反動よりも前進を期待している」と佐藤助手。


5番 ゴッドフローラ

 「前々で運んでこその馬。前走は指示を勘違いしていたのか、状態も良かったし、好スタートを切ったのに控える形を取ったのが応えた。デキは引き続きいいから、今回こそ積極的に運んでもらうつもり。変わっても不思議ないよ」と角田師。

デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎ディアアプローズの前走は勝ち馬の決め手に屈したものの、後続の追撃を抑えてのA着確保は価値がある。再度牝馬限定戦となるだけに、メンバー的にも押し切り濃厚だ。馬体が引き締まり、レースぶりが良化してきた○オータムカラーが相手筆頭。〈石渡〉」

◎ ディアアプローズ
○ オータムカラー
▲ スターライラック

以下省略


スピカシチーは全13記者中 △(6番手以下評価)の記者がたったの1名。そりゃそうか(笑)。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

スピカシチー(12着)

 「出遅れたため、向こう正面でかかるところが見られましたがそれでも何とか集団馬群の後方には取り付いてきました。今後、レースに慣れてくれば力を付けてくると思いますが現状ではダート戦のほうがメンバー的にも上位を目指せそうです」(村山明調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

 「大きく負けていませんが直線は手ごたえが無かったようです。現状では芝でも問題ありませんが、ダートの方がメンバー的に上位を目指せそうです」(村山明調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

スピカシチー

 「現状では芝よりもダートの方が向きそう。間隔があいた分は割引だが、メンバー次第では。」(村山明調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 ダートの交流戦を勝ち上がったあとは芝で2戦。1つは重賞でしたが、11着という着ほど内容は悪くなく、前走も条件戦で12着でしたが、まずまずの内容でした。

 芝でそこそこの内容なら、比較的メンバーの落ちるダートならもう少し浮上してもいいはずです。また、スピカシチーの動きは過去最高級で、調子はまさに絶好調と思われます。

 馬格のないスピカシチーに減量3キロの騎手は負担が減りのびのびと走れるようになるかも知れませんし、もしかするとあっと驚く走りを見せてくれるのではないかと色気を持っています。ローカルでメンバーもいつもよりは弱化しますしね。

 しかし、常識的には、交流戦で運良く勝ち上がった馬で、500万クラスはもちろん、中央の未勝利レベルでも勝ち負けには絡めない程度の馬だという評価だと思いますし、否定もできません。

 ですのでシンガリ近くに大敗するかも知れませんが、全体の半分よりも上の着にいないかと期待しております。頑張れ!!

これ以降は2012年10月30日に作成

●パドック

 スピカシチーの馬体重は434キロ。前走プラス6キロです。過去最高の馬体重での出走ですが、まだ細く感じますねぇ。またパドックでは煩いところを見せています。難しい馬にならなければ良いのですが。ただ、馬体重が増えているのは非常に良い傾向だと思います。これで馬格がしっかりして、強くビシビシと追い切れるようになれば、もう少し上を目指せると思うのですが。

●レース 

 スタートの上手くないスピカシチーですが、今回も1馬身ほど出遅れます。1コーナーは13番手と後方から2頭目ですが、上手く最内に寄せ、コーナーワークで外の馬を交わします。更に向正面では馬群の真ん中を通り少しずつポジションを上げて行きます。後ろ過ぎても届かないダートですから、こうして位置取りを上げて行くことは大切です。

 4コーナーでは9番手で馬場の真ん中を通りますが、見事に前が開いてヴィクトリーロードが・・・、しかし、垂れないものの切れる脚もなく、ジリジリと伸びるだけ。前の6頭とは完全に離され、最後の最後に後ろから来た馬に1頭交わされますが、渋太く8着で入線。

 ここに悲願の500万クラスでの出走奨励金確保となりました(涙)。

 ただ、あんなに後ろの位置から上がり3ハロンが39秒6の脚ではどうしようもありません。ましてや脚抜きの良い馬場でですよ。

●時計の評価

 今回のスピカシチーの走破時計1分55秒8稍重馬場は、新潟ダート1800mの古馬500万下クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが、1分53秒7稍重馬場ですから、未勝利戦でも勝ち負けできないほどの酷い時計です。それで8着と出走奨励金をゲットできるわけですから、いかにメンバーに恵まれたか。

 しかし、スピカシチーはこのくらい条件が揃わないととても出走奨励金にはありつけません。1度でもこのクラスで出走奨励金を確保してくれたことを素直に喜びたいですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

スピカシチー(8着)

 「減量騎手で変わり身を図りましたが脚抜きが良く追い込むことができませんでした。しかし、現状ではダートのほうがメンバー次第では上位を狙えそうなので状態と想定の状況を見て次走を決めたいと思います」(村山明調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 8着ですから出走奨励金が1着賞金670万円(主場じゃないから若干安いんですよね)の5パーセントで、335000円。特別出走手当も満額貰えますから、371000円。合計706000円。1口で割りますと約1100円だと思われます。

 一月分の維持管理費並で、スピカシチーの能力から言って、これなら大満足ですね。

●今後の展望

 3キロ減量騎手に超弱面、そしてスピカシチー史上過去最高の追い切りの動きに馬体重。これだけいい条件が揃っていても勝ち負けには大きく届かない我らが愛馬スピカシチー。そりゃ、未勝利戦を勝ち上がった時が超弱面の交流戦でハナ差辛勝ですから、500万クラスでは太刀打ちできるはずもありません。

 それでも500万クラスに上がっても案外タイムオーバーになるほどは負けていませんし、下の上くらいの力はあると思います。京都や阪神の主場ではとても9着以内の一桁着順は無理でしょうから、こうやって、ローカルでコツコツと小銭を稼いでくれることが馬主にとっては有り難いことですね。

 しばらくは相手の軽いダートで減量騎手でいいのではないでしょうか。その方が馬も楽だと思いますし。

●最後に

 スピカシチーは未勝利脱出という目標を突破し、ついに500万クラスで出走奨励金という目標も突破してくれました。もちろん、これだけで十二分に満足なのですが、やはり厳しく、次なる目標を設定したいと思います。次の目標はやはりこのクラスでの掲示板ですね。

 これはもう正直無理だと思いますが、一応それを目標にして夢をみたいと思います。もっとも、これからも出走奨励金確保だけでも難しいことであり、万々歳なのですが。


 とにかく、結果は何着でもいい。長く元気で活躍してくれれば。いつまでも応援しているぞ、頑張れスピカシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2012年10月17日立ち上げ 20日、21日、24日、25日、26日、30日加筆
スピカシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 9月17日 第9戦 500万下 阪神芝1800m (12着/16番人気)

2012年 3月 3日 第8戦 第19回 チューリップ賞 GV 阪神芝1600m (11着/14番人気) パドック写真等多数付き 現地観戦レポート

2012年 2月 7日 第7戦 JRA指定交流 パイナップル賞 名古屋ダート1400m (1着1番人気

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2011年10月10日 第4戦 2歳未勝利 東京芝1600m (8着/10番人気)

2011年 9月 3日 第3戦 2歳未勝利 小倉芝1800m (11着/11番人気)

2011年 8月14日 第2戦 2歳未勝利 新潟芝1800m (11着/12番人気)

2011年 7月10日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1400m (7着/11番人気)

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